エアコン内部の洗浄は熱交換器などの汚れを除去する方法が一般的ですが、その洗浄方法や使用する洗浄剤の選定・取り扱い・処理に高い専門性が必要です。お客様自身で実施したり、正しい洗浄剤の選定と洗浄方法で行わないと、内部部品の破損による水漏れや電気部品の故障などを引き起こすことがあります。
エアコンの内部洗浄は、高い専門知識を有する業者に依頼をしてください。
もし、誤った洗浄剤の選定・使用方法で内部洗浄を行うと、エアコン内部に残った洗浄剤で、樹脂部品の破損・電気部品の絶縁不良などが発生し、室内機からの水漏れやエアコン自体が運転できない故障となったり、最悪の場合は、発煙・発火につながる恐れがあります。
クリーニングの注意事項
■電気部品、ファンモーターなどには“絶対に”洗浄剤がかからないこと。
■洗浄剤は、樹脂材(プラスチック)をおかさない適正なものを使用すること。
■樹脂部品に損傷を与えるような高温高圧スチームでの洗浄を行わないこと。
■汚れが排水経路に詰まらないように十分にすすぎを行うこと。
エアコン内部の洗浄を行われたお客様へ
お客様自身で実施したり、誤った洗浄剤の選定や使用方法で内部洗浄を行い、エアコン内部に洗浄剤が残っていると、樹脂部品の破損や電気部品の絶縁不良などが発生し、室内機からの水漏れやエアコン自体が運転できない故障となったり、最悪の場合は、発煙や発火につながるおそれがあります。
下記のような症状(異常)が見られる場合は、運転を停止し、電源プラグを抜いて、「お買上げの販売店」か「三菱電機修理受付センター」にご連絡いただき、点検サービス(有料)をお受けください。
・焦げ臭いニオイがする
・風量や温度調節ができない
・リモコンで停止しても、運転が止まらない
・リモコンで運転しても、すぐ停止する
・異常な振動や音がする
<関連リンク>
日本冷凍空調工業会「エアコンクリーニングのご注意」