内部クリーン(内部乾燥)運転をするとにおう
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回答
内部クリーン(内部乾燥)運転は、エアコン内部を乾かし、清潔に保つためのものです。
【ニオイの主な原因】
エアコンを運転すると、室内の空気と一緒に壁やじゅうたん、家具、衣類などにしみこんだニオイの成分をエアコン内部に吸込みます。室内のニオイの成分がエアコンに吸い込まれ熱交換器などに付着し、これが運転時にニオイとして出てきます。
ニオイの発生源としては、人の汗、タバコの煙、化粧品、食品、家具などが考えられ、普段の生活では気にならないニオイでも、いろいろなニオイが混ざり合い、凝縮されることで独特なニオイとなる場合があります。
内部クリーン運転時のニオイは、熱交換器に付着したニオイの成分が熱交換器の結露水に溶け込む性質の場合、結露水が蒸発して乾燥した状態に変化するときに、結露水の水蒸気と一緒にニオイの成分が空気中に戻されるためです。
【対処方法】
窓を開けて1時間程度冷房運転すると、熱交換器やドレンパンに付着して残ったニオイ成分が結露水に溶け込み洗い流されて、ニオイが軽減されることがあります。
【作業の際の注意】
屋外が高湿度(80%以上)のときに窓を開けて長時間(1時間以上)運転すると、室内機に露が付き、滴下して家財や床などをぬらし、汚損の原因になることがありますので、室内機の下にビニールシートなどを設置して防水対策をしてください。
それでも解決しない場合は内部洗浄をおすすめします。エアコンの内部洗浄は、高い専門知識を有する業者に依頼をしてください。
「お買上げの販売店」か「三菱電機修理受付センター」にご相談してください。
関連FAQ「エアコン内部の洗浄について」、「エアコンの風がにおう」も参照ください。