実使用時の発電電力は日射の強さ、設置条件、地域差および温度変化により異なります。瞬時発電電力は、日射が多い日でも太陽電池容量の70%~80%程度が目安です。(例えば太陽電池容量が4kWの場合、瞬時発電電力の目安は2.8kW~3.2kW程度です。)
以下①~③ いずれかの可能性も考えられます。
① 発電電力が少なくなっている時間帯に、太陽電池モジュールに屋根または電柱などで影がある場合がございます。影のかかり方によっては影の面積以上に発電量が低下いたします。(季節によって影がかかったり、影がかからなくなったりと変化します)。このため影のかかった太陽電池モジュールと接続されているパワーコンディショナの発電量が低くなります。
② 商用電源電圧が電力会社の設定した電圧値を超えると、パワーコンディショナの出力を一時的に制限します。電圧値が正常な値に下がると通常運転に戻ります。
お客様が太陽光発電システムを設置された時期以降に、近隣で太陽光発電システムが追加設置されると商用電源への売電量が増加して、商用電源電圧が上昇することがあり、パワーコンディショナに出力制限がかかる場合があります。
③ パワーコンディショナの内部温度(または周囲温度)が運転可能範囲を超えて上昇すると、出力を一時的に制限します。温度が運転範囲内になると通常運転に戻ります。パワーコンディショナ設置場所周辺に排熱などがある機器が設置された場合や、物が置かれ熱がこもる状況の場合など、パワーコンディショナ周辺温度が上昇するようなことがないかご確認ください。
②、③については、頻繁に発生する場合は、お買い上げの販売店にご相談ください。