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『設置ツール』を使用して、「エネルギー計測装置の設定」を確認すると、主幹計測値がマイナス(売電状態を示す数値)になってしまします。 【HEMSの取付け工事および設定は、電気工事資格を持つ専門業者に依頼くださ い。】
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回答
以下の手順を確認してください。
①太陽光発電システムなどの発電機が稼働している場合は発電機を停止してください。発電機が停止した状態で、CT1-1とCT1-2の計測値がプラス(買電状態を示す数値)であれば正常です。
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→CT1-1とCT1-2のどちらか、又は両方がマイナスの値の場合は②以降に進んでください。
②主幹CT(CT1-1、CT1-2)の取付け位置を確認してください。
主幹CTは、電力メーターと同じ回路、通常は電力メーターと主幹ブレーカの間の電力線に取付けるのが正常です。CT1-1は主幹回路のL1相(赤い電力線)、CT-2-2はL2相(黒い電力線)に取付けます。
③主幹CT(CT1-1、CT1-2)の向きを確認してください。
CT1-1、CT1-2は買電方向(電力メーターから主幹ブレーカに向かう方向)に矢印を向けて取り付けます。
④主幹CT用ケーブル(CN10のラベルが貼られたケーブル)がエネルギー計測ユニットのコネクタ
「CN10」に挿入されていることを確認してください。
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→②~④が正常かつ、CT1-1とCT1-2のどちらか、又は両方がマイナスの値の場合は⑤に進んでください。
⑤エネルギー計測ユニットの電源が正しく接続されているか確認してください。
主幹ブレーカのL1相とエネルギー計測ユニットの電源のL1相が同相、同電位になっていること。および、
主幹ブレーカのL2相とエネルギー計測ユニットの電源のL2相が、同相、同電位になっていることが正常です。
それぞれが同相、同電位でない場合はエネルギー計測ユニットの電源の接続が間違っているので修正してください。
※ご注意
「エネルギー計測ユニット」の電源(単相3線200V)を、分電盤の分岐回路に直接取付けるタイプのブレーカに接続している場合は、ブレーカの分電盤への取付け位置(上段か下段か)によってL1、L2が入替わる場合があるので特に注意してください。