乾電池が液漏れする原因は何ですか?
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回答
液もれの原因は大きく分けて2つあります。一つは「未使用乾電池の液漏れ」で、もう一つは「使用中、又は使用後の乾電池の液漏れ」です。
[未使用乾電池の液漏れ]
長期保管(使用推奨期限を超えての保管)や外部要因(落下、高温多湿等によるサビ、ショート)などが原因として挙げられます。
[使用中、又は使用後の乾電池の液漏れ]
①過放電
スイッチを切り忘れたり機器が動かなくなったまま電池を入れっぱなしにしておくなど、機器を作動させることができる電圧以下まで、過度に放電された状態のことで、液漏れ、破裂するおそれがあります。
②逆挿入
電池の+端子と-端子を機器の指示と逆に入れること。逆に入れると電池の性能が発揮されず、電池が液漏れ、破損、破裂するなどのおそれがあります。 例えば3個以上の電池の場合、そのうち1個を逆に入れても機器が動作することが多く、一部の電池が充電され、電池内部にガスが異常発生し、電池が液漏れ、破損、破裂するおそれがあります。
③ショート
電池の+端子と-端子を金属などの導電性のもので接続させた状態を言います。ショートは機器の配線異常や電池の誤使用(例えば2個並列使用の機器で1個を逆挿入した場合)のほか、ネックレス、コインなどの金属と 一緒に保管したとき、ラベルが傷つき内側の正極端子が露出したときなどに起こり易く 、一度に過大な電流が流れ、電池が発熱、液漏れ、破裂するおそれがあります。